組み立て方の実例 - NO.1

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本  社〒983-0833宮城県仙台市宮城野区東仙台4丁目2番2号
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亘理工場〒989-2331宮城県亘理郡亘理町吉田字大沢61番10号
TEL 0223-32-1310 FAX 0223-32-1310

誰でも簡単に組み立てできます(所要時間30分程度)
下記の写真が基本的なベッドフレームの構造と組み立て方になります。
すべての材は無垢の国産桧木材を使います。枠フレームは150mm×36mmの平材採用。
土台脚など荷重を支える重要な骨組みに規格として90mm×90mmの角材を使います。
土台脚には枠フレームが乗るように切り欠き加工がされていますので将来的に枠が落ちることがありません。
床荷重を支える根太と言われる部材も土台に掘られた根太掘りに差し込みます。
床板の端部部分も土台に床厚みのシャクリがされておりこのところに床板が乗る形ですのでこれも床下がりはおきません。

このようにすべてが木組み加工されて組み立てていきますので堅牢丈夫な作りになります。


ベッドフレームの組み立て製作例

たくさんのベッドフレームをご提供させていただきました。
このページではその一部を抜粋して構造や組み立て方を見ていきます。下記の作品が収録されています。

3段式のベッドフレーム
2段ベッドフレーム
床下収納庫として活用したベッドフレーム(木材特注(杉)依頼)
6本脚のダブルベッドフレーム
ハシゴ付きロフトベッド
スタンダードなシングルベッドフレーム
3方フェンス(手摺り)のロフトベッドフレーム(2台)
シングルベッドフレーム(木材特注(松)依頼)
赤ちゃん用ベッドフレーム(木材特注(松)依頼)
ロフトベッドフレームとハシゴ(木材特注(杉)依頼)
ヘッドボード付きの床パネル式ベッドフレーム(木材特注(杉)依頼)


3段式のベッドフレーム

1段下が物入れになっていて引き戸建具が付きます。その上からベッドフレームになっています。 3段目のベッドには2段目に付いているハシゴで上り降りをします。腰廻りにグリーンで塗装された 腰壁パネルを廻しています。

1段目が物入れ、2段目がベッド 2段目の床 2段目の入り口 2段目の右側床面

腰壁パネルはMDFで出来ています。転落防止のために付けられた腰壁で横桟も150mm間隔で 作られています。

姿図画像 正面入り口部分の撮影 引き戸の敷居と鴨居 3段目ベッドフレーム部分

一番下が物入れになっていて引き戸建具が取り付けられます。そのため、敷居と鴨居が取り付けられています。 また、同じグリーンで塗装されたMDFパネルで囲われた物入れの格好になっています。

2段目のハシゴと3段目のハシゴ ベッドフレームの全体画像 角柱部分の画像 ハシゴの拡大画像

オーダーメイドならではで、右側の最上部フェンスが段になっているのはお部屋の天井の形状に あわせて作られているためです。3段目に付いているハシゴはデザイン的なもので落下防止、兼2段目に付いている ハシゴとの対称バランスを考えた意匠的なデザインです。高さは下から上まで2350mmあります。下に物入れを付けた2段ベッドフレームです。


ハシゴ付きロフトベッド

長さ1950×幅1000×床高さ1000の大きさのベッドフレームを作ります。

フレーム枠と柱建て 根太と床張り 奥側手摺り取り付け 前側手摺りとはしご

1)ベッドフレーム枠を組み立てたら柱建てます。
2)根がらみ、筋違いなど補強した後、根太組、床板張りを施工します。
3)工場で出来上がっている手摺りパネルを取り付けます。
4)ハシゴを取り付け完成

筋違いと根がらみの状態 正面のベッドフレーム完成写真 奥行きから見たベッドフレーム完成写真 斜めタイプのハシゴ取り付け状態

5)ハシゴは少し斜めタイプ
6)昇降開口部はおおよそ幅500mmくらい
7)両側が手摺り
8)ハシゴは取り外し可


2段ベッドフレーム

上段用:長さ2330×幅1000×床高さ850、下段用:長さ2000×幅1200×床高さ250の大きさのベッドフレームを作ります。

正面から見た写真 斜めから撮影 下段用のベッドフレームを出した画像 上段用と下段用の納まり キャスター付き

下段用のベッドフレームの脚にはキャスター(ストッパー付き)が付いています。
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スタンダードなシングルベッドフレーム

ベッドフレーム枠を組んだところはじめにベッドフレーム枠を4方組み付けます。
取り付け部分の加工枠の取り付け部分はビスの下穴に従いビスを差し込んでねじ込みます。
枠上部の加工ベッドフレーム枠の上部は床板分の厚みをシャクリ加工されています。また、面取りもされています。
枠の内側から見る枠の内側から見たところ。床板のシャクリ加工が良くわかります。枠の大きさは150mm×36mmの厚みがあります。
根太にビスをとめる枠に加工された根太掘りに根太を差し入れてビス下穴を利用してビスをとめる。
根太をすべて組み付けた枠に根太をすべて組み入れます。すべての根太を枠にビスでとめます。
床用スペンサーを利用附属の床用スペンサーを利用して床板を張っていく。
隙間をつけた、すのこタイプ床用スペンサーを使うことにより床板すのこの隙間間隔が均等になる。


3方フェンス(手摺り)のロフトベッドフレーム(2台)

1):3方向にフェンス(手摺り)を設ける。
2):一部の柱を内側に移設する。
3):ベッドフレームの大きさは2100mm×1065mm
4):床開口高さ(床面からベッドフレーム下端)まで950mm
5):移動ハシゴ付き
6):オーダーメイドですので自由寸法で製作しました。

ベッドフレーム枠フレーム枠を組み付けます。 ベッドフレーム部材には番号が書かれていますので説明書に添って組み付けます。
柱を取り付ける組みあがったフレーム枠に柱を取り付けます。柱には一本一本に方向があります。
根太組柱が取り付けられたら床材を支える根太材を取り付けていきます。枠には根太掘りがされていますので差し込みます。
床板根太を取り付けたら床板をすのこ状に張っていきます。
柱が逃げる写真のように左側の柱が内側に入った取り付けになっています。下に見えるのは筋違いと根がらみの補強材です。
フェンスを建てる柱と柱には溝が掘られています。フェンス(手摺り板)板を差し込むと写真のようになります。最後に笠木を付けてフェンス板を押さえます。
移動ハシゴロフトベッドフレームが出来上がったのでハシゴを取り付けます。ハシゴはどこにでも付けられる移動型ハシゴです。
3方をフェンス内側から見たところで3方にフェンス(手摺り)が廻されています。正面と両脇のフェンス(手摺り)高さが違う意匠になっています。
ハシゴを取り付けハシゴは垂直に立てられるタイプです。
ロフトベッドフレームの完成ハシゴを取り付けて完成です。

同じもを2台作りたいとのご依頼でしたので2台分ご提供いたしました。 下記の写真が2台目の仮組立写真になります。

フレーム枠部材 柱の組み付け 筋違いと根がらみを取り付け 根太の取り付け 床板と笠木の取り付け ベッドフレームを内側から見たところ ベッドフレームを外側から見たところ ハシゴの取り付け 移動式ハシゴ ベッドフレームとハシゴの完成写真 斜めから見た完成写真


床下収納庫として活用したベッドフレーム(木材特注(杉)依頼)

土台と幕板の組み立て両側の下枠に幕板を付けて建てています。幕板は幅90mmの面取りされた杉板を重ねて作られています。 土台や土台束及び下枠に幕板の厚み分を溝加工していますので差し込んでいく構造です。
土台につなぎ幕板が付いた両側の土台につないだところです。
大引の取り付け両側の土台を前に付く土台でつないでから真ん中に入る大引(土台の一部の名称)を入れようとしているところです。 この仕口は腰掛蟻仕口になっています。ビスなどで固定する構造ではありません。
大引をきちんと差し込むこの写真の通り廻りの土台が出来上がり真ん中の大引という部材を差し込むことにより 床パネルを支える骨組みが完成したところになります。土台や大引には床パネルのシャクリ加工が事前にされています。
真ん中に補強材が付けられる土台と大引のつなぎ補強材として取り付けられました。この部材にもシャクリ加工がされていますので床パネルが乗ります。 写真で見られるように幕板間には少し隙間があいていて換気も考えています。
床パネルを付けました床パネルを付けたところです。4分割になっていますので3パネルを付けられたところ。 開いているところには床下収納庫として利用される計画です。合計4箇所の床下収納庫ができます。
完成されたベッドフレーム幕板を全体に廻されて、ヘッドボードを付けられ、床下収納庫にもなっているベッドフレームの作品例です。

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シングルベッドフレーム(木材特注(松)依頼)

土台にホゾ差しを差し込む一方の土台にはホゾ穴があいているので片方の土台にはホゾ柄が出来ているので差し込む木組みです。 ホゾ柄にはクサビの切り込みが出来ているのでクサビを差し込んで固定します。基本的にはビスや金物での固定ではありません。木と木の接合による木組み構造ですので丈夫で頑丈な作りになっています。
土台同士が接合されたこのように土台同士が接合されました。これを土台束が接合部分を支える構造ですので土台下がりをおこすことがおきません。 安心して使うことができます。
クサビを付けて固定します出ているホゾ柄にクサビを打ち込んで固定します。
根太の取り付け土台に根太掘りがされているのでそれに根太を差し込みます。根太の長さは出来ています。 根太掘りがされているので将来的に根太が下がることがありません。丈夫な構造です。
床板を張られて完成床板を張られました。床板は長さが出来ているのでそのまま張り付けることができます。規格寸法は幅90mm×厚み24mmを使います。


赤ちゃん用ベッドフレーム(木材特注(松)依頼)

根太を付けられたベッドフレーム土台の骨組みが出来て根太も差し込まれた全体の写真
高さを抑えられています床高さを低くされた作品です。ベッドフレームとしてはずいぶん小さいく高さも低いので赤ちゃん用のベッドフレームではないかと思われます。


6本脚のダブルベッドフレーム

土台を建てる桧で作られたベッドフレームです。やはり同じように土台に土台束を付けて建てておきます。 同じように土台には根太掘りと床シャクリが加工されているのが見て取れます。
クサビを付ける土台に土台柄を差し込んでクサビを取り付けて固定します。上に見られるのは曲り金で直角を測っています。 桧の木材が綺麗ですね。香りが良いですよ。
根太を取り付ける土台に根太を取り付けられました。根太ももちろん桧です。根太間隔は基本的に300mm間隔にしていますので強度的には充分過ぎる構造でしょう。
床板を張っていきます桧の床板を張っていきます。床板はすのこタイプですので付属のスペンサーをあてがいながら張っていくと丁度いい隙間間隔が出来ていきます。
桧で完成されたベッドフレーム床板も張られて完成されました。すべて桧で作られたベッドフレームになります。良い香りがします。

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ロフトベッドフレームとハシゴ(木材特注(杉)依頼)

長柱を建てる高さが必要ですので柱は長柱になります。高さがあるためにぐらつきを抑える構造が必要で下廻りに根がらみ部材を付けています。 根がらみが下部分の抑え付けるのでグラツキを抑制します。
根がらみもホゾ柄構造になる根がらみも同じくホゾ柄の構造になります。金物やビスではグラツキを抑えることはできません。またビスなどでは長い間にゆるんでくるのでクサビでガッチリ固定する必要があります。
クサビを付けて固定する構造を採用クサビをガッチリ打ち付けて固定します。一度打ち込んだらゆるむことがありません。
床枠を付ける床を抑える枠材を取り付けます。枠材は二重構造になっていて化粧枠と根太を止める枠の二つの枠で作られます。凝ったつくりです。
根太が付く下枠の取り付けこの部分が根太が付く根太枠です。この枠に化粧枠が付いて仕上げられます。とりあえず、2方を根太枠(下地枠)を取り付けます。
シャクリ構造長柱にシャクリ加工がされていて根太枠が取り付けられているのが分かります。このように根太枠を柱が支えるので根太枠が下がることが絶対におきません。
化粧枠を付ける一回り大きいのが化粧枠です。これが根太枠の上にかぶさります。 化粧枠には根太枠分のシャクリ加工がされていて乗っている形になります。
前側にも化粧枠を付ける根太枠に化粧枠が取り付けられたところです。これをすることによりベッドフレームが綺麗にみられることになりますと同時に根太部分は根太枠が支えるので荷重にも強い構造になります。
根太枠に根太を付ける根太枠に根太を取り付けます。写真を見るように根太枠と化粧枠が分離されていて根太は化粧枠に取り付けられません。荷重を支えるのはあくまで根太枠です。
根太をすべて取り付ける根太をすべて取り付けていきます。
床を張っていきます床を張っていきます。床板は長さが出来ていますのでそのまま張っていきましょう。
全ての床板を張っていく床板はスペンサーを使いながら隙間を開けて張っていきます。すのこタイプになります。
はしごを付けるはしごを付けて昇降をします。はしごも木組み構造ですので丈夫な作りです。
手摺りも付けられる手摺りも付けられて転倒防止に安全対策をしています。手摺りも無垢材で作られて綺麗な製品です。


ヘッドボード付きの床パネル式ベッドフレーム(木材特注(杉)依頼)

ヘッドボードを付けるヘッドボードが付けられました。物が置けるようになっているので少し広くしています。 全て無垢材で作り上げています。
床パネルを付けられた床パネルを付けられました。こちらも4分割の床パネル構造です。ヘッドボードの裏側にはベニヤ板が貼られて化粧されているのが見て取れます。
横から見たベッドフレームヘッドボードは少し広くてこぼれ止めも付けられているので目ざまし時計などを置くことができます。 床パネルを外すと収納庫にもなり、本物の木のぬくもりと香りを楽しまれ何と言ってもオーダー製品ですのでご自分にあわせたピッタリの寸法で作ることができます。


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